魚介料理にワインを合わせると生臭みが発生し食事を楽しめないことが多い。
それは魚介料理に含まれている「過酸化脂質」とワインに含まれる「鉄」が口中で反応し、生臭みが発生するから。
特に、1ppm以上の鉄が含まれていると生臭みを強く感じるようになり、ワインは平均2.3ppmの鉄を含んでいる為、生臭みを強く感じる*。
一方、新潟清酒の鉄含量は、ワインの100分の1であり(平均0.026ppm)魚介料理と新潟清酒を合わせると生臭みが発生せず食事を楽しめる。日本酒の中でも新潟清酒はこの含有率が低い。
*(一部の白ワインには鉄含量1ppm以下のものもあり。)
味を数値化する味覚センサーを用いた実験結果を元に新潟県醸造試験場作成